回送運行許可の最大の効果はコストダウンです。この効果は絶大です。
実例では、ディーラーナンバーを2組借りることで積載車(1台積載)2台を削減する ことができ、年間20万円以上のコストダウンに成功した事例もあります。
金銭的なコストダウンだけではなく、仮ナンバーの手配や陸送手配などの時間を削減し、効率的な活動を実現されている例もあります。
ディーラーナンバーがもたらす効率的な事業活動によって無駄な時間の排除も可能となり、一石二鳥です。
こういった利便性のあるディーラーナンバーを利用することで自動車販売事業活動の効率化が図れます。
事例1.「 ローダー2 台売却で約140 万円のコストダウン!」
A社様は、都市部で15年運営する中古車ディーラー様。
ローダーの維持費が高く、無駄な経費が発生していると考えたA社様は、回送運行許可を受けて、ディーラーナンバーを2組貸与しました。
ディーラーナンバー貸与の翌月には、ローダーを1台売却し、ローン精算をおこないました。これによって、年間70万円程度のコストダウンに成功しています。
その半年後に、ディーラーナンバーの活用でローダーが不要であると判断できたため残りのローダーも売却しました。これで同じく年間70万円程度のコストダウンに成功しています。
現在も買取業務やオークション会場への出品、登録業務など徹底的にディーラーナンバーを活用してコストダウンを図っておられます。
事例2.「 仮ナンバー手続きがなくなって楽ちん!」
B社様は、車両運搬のほどんどを陸送業者へ依頼していて、ローダーは保有していません。陸送依頼は月間10台程度です。
運送料は、1台平均で7,000円、月間10台程度なので
7,000円×10=70,000円(月間)
70,000円×12ヶ月=840,000円(年間)
でした。
自社で運搬するときは、市町村役場で仮ナンバーを利用しています。年間で20回程度となります。
仮ナンバー代 750 円+自賠責保険代5,100 円=5,850円
5,850円×20回=117,000円(年間)
自社で動ける範囲は動いて、金銭的なコストダウンと仮ナンバー手続きの簡素化を行ないたいとお考えだったB社様は、回送運行許可を受け、ディーラーナンバーを1組貸与しました。
遠方への輸送は今までどおり、陸送会社に依頼していますが、近隣への輸送は、ディーラーナンバーにより行なえるようになりました。
ディーラーナンバーを利用することで、陸送費のうち34万円と仮ナンバーを借り受ける費用が全額削減できました。
ディーラーナンバーのコストは、年間で36,970円(1組あたり)で、月間に振り分けでも3,080円です。仮に初年度、申請を依頼しても126,970円で、月割しても約1万円となります。
ローダーを所有している会社が、ローダーの減車に繋がれば年間50万程度のコストダウンが見込めます。また、ローダーを所有していない販売店でも、十分なコストダウンが見込めます。
陸送会社に依頼していた車輌の移動すべてをディーラーナンバーにより行なえるわけではありませんが、月に2、3回でも自社で行なえれば十分に投資する価値があります。また、仮ナンバーについても月に1回借りることを考えれば、十分にコストダウンできます。
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